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八神純子、米国音楽団体「女性ソングライターの殿堂」殿堂賞を授与。
米国の音楽団体「女性ソングライターの殿堂」(本部メリーランド州)は17日、日本のシンガー・ソングライター八神純子に、今年の「殿堂賞」を授与した。今年は八神や米国の女性歌手らが受賞。八神は「ラブソングから環境など地球の未来を見つめる曲まで、自分にしかできない音楽を追究してきたことが認められた」と喜びを語った。
同団体は女性音楽家を支援するために発足した新しい団体で、第1回の昨年はロバータ・フラックらが受賞した。日本人の受賞は初めてで「丁寧に作り込まれた歌詞で聴衆を刺激する」幅広いジャンル、スケールを感じさせる作品、そしてファイヤーボールのような情熱を持ったステージ。と高い音楽性を評価した。
名古屋市出身、1978年にデビュー。代表曲に「みずいろの雨」等があり、東日本大震災の被災地支援にも力を入れた。
2022.06.18 |
八神純子、米国音楽団体「女性ソングライターの殿堂」殿堂賞を授与。
昭和55年より実施されている、長年に渡り日本の文化・芸能の保存、向上に寄与した芸能出演者や、演出・音楽・劇場芸能に高い技能を持つ人々に贈られる松尾芸能賞。 38回目となる松尾芸能賞の中でも音楽部門(邦楽)としては初めての大賞受賞となる。 今や「タイコ」の名で世界に知られる日本の太鼓音楽の道を最初に切り開いてきた類いまれな芸術家。 伝統的な太鼓を楽器としても音楽としても研究し尽くし、大太鼓のソロ奏法、多種多様な太鼓や打楽器も用いた独自の奏法を生み出し、現代音楽の一分野として世界中の人々を魅了してきた。「鬼太鼓座」「鼓童」を経てソリストとして世界的に活躍し続け、昨年演奏活動45周年、本年にはソロ活動35周年を迎えた。 |
林 英哲(はやし えいてつ)
1987年、和太鼓集団「鼓童」の奏者としてデビュー。 中心的プレーヤーとして作曲、編曲、演出、音楽監督(坂東玉三郎演出”アマテラス”など)も手掛ける。
2007年独立。脱力を中心とする他に類を見ない「ゆるみ打法」によって、豊かな響きと多彩なリズムを追求。 単独ソロから太鼓サウンドを生かしたエレクトロユニット“feiz”。そして世界中の音楽やダンス、アートなどジャンルを超えたセッションで、6大陸40ヵ国にて演奏する。
2010年2月、「国際交流基金」主催で、中東アフリカ6ヶ国(カタール、モザンビーク、アンゴラ、チュニジア、イラン、オマーン)にて公演。
また2010年8月には世界的シンガーであるスティービーワンダーと共演(サマーソニック東京会場・大阪会場、韓国ソウルオリンピックスタジアム)。
独自のデザインによるチャッパ(日本の小型シンバル)のオリジナル奏法は、和太鼓アンサンブルに革新をもたらし、2009年全国初となる教則DVDをリリースする。 ワークショップは太鼓、チャッパの演奏技術はもとより、心身の探求に基づく奥深い内容を解りやすく指導。一般初心者から各界プロや教師まで、国内外の高い評価を得ている。 |
Ryutaro Kaneko